一覧へ 山形の建築作品一覧 名称 荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) 写真 概要 ■設計趣旨 地域の文化芸術活動拠点となる多目的ホールである。敷地は、豊かな自然に囲われ、歴史的な文化財や大学、ギャラリーが点在する市の文化エリアの中にある。学生や地域の芸術団体の方々に日常的に親しまれてきた旧文化会館を継承しつつ、その活動の幅をより広げるための機能の拡充などが求められた。 市民の方々が鑑賞者となり演者にもなる“地域のためのホール”として、大ホールを回廊空間で包む鞘堂形式を採用した。回廊は日常的に市民の方々に開放され、裏表なく色々な場所で活動することができ、特別な公演の際には舞台上下のパーティションによってバックヤードをつくることも可能としている。 中央の大ホールは、ホール全体に生音が細かく全体に響き渡るワインヤード型とし、どの客席からも直接舞台に降りてくることができる空間構成としている。さらに、ホールの奥行を可能な限り抑えることで、客席と演者が一体感のあるホールを目指している。 建物の外観は、いくつかの小屋根群が集まる形として、建物の大きさを分節している。また、それぞれの小屋根は外周に向かって低くなってゆき、道路沿いにおいては1階建てくらいの低さまで高さを抑えている。このように外観の意匠をコントロールすることで、周辺の街並みとの調和を目指している。 板金の風合い、コンクリートの左官仕上げ、表情豊かな木ルーバーの自然さなど、人の手がつくり上げた、人の温もりが感じられるこの新しいホールは、自然環境と対話するように、時間や光の加減などの状況によりその表情を変化させていく。地域の方々が末長く文化を紡いでいくように、建物も周辺の風景と調和していき、地域の方々の文化芸術活動で賑わう鶴岡市の新しい風景となればと思っている。 建築概要 名称:荘銀タクト鶴岡用途:多目的ホール所在地:山形県鶴岡市馬場町11-61敷地面積:13096.84m2建築面積: 5,756.35m2延床面積:7,846.12m2規模構造:地上3階/地下1階 鉄骨造 鉄筋コンクリート造設計監理:妹島・新穂・石川共同体監督員:鶴岡市建設部建築課設計期間:2012年08月~2013年11月施工者:竹中工務店・菅原建設・鈴木工務店特定建設工事共同企業体工期:2014年10月~2017年08月
名称 荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) 写真 概要 ■設計趣旨 地域の文化芸術活動拠点となる多目的ホールである。敷地は、豊かな自然に囲われ、歴史的な文化財や大学、ギャラリーが点在する市の文化エリアの中にある。学生や地域の芸術団体の方々に日常的に親しまれてきた旧文化会館を継承しつつ、その活動の幅をより広げるための機能の拡充などが求められた。 市民の方々が鑑賞者となり演者にもなる“地域のためのホール”として、大ホールを回廊空間で包む鞘堂形式を採用した。回廊は日常的に市民の方々に開放され、裏表なく色々な場所で活動することができ、特別な公演の際には舞台上下のパーティションによってバックヤードをつくることも可能としている。 中央の大ホールは、ホール全体に生音が細かく全体に響き渡るワインヤード型とし、どの客席からも直接舞台に降りてくることができる空間構成としている。さらに、ホールの奥行を可能な限り抑えることで、客席と演者が一体感のあるホールを目指している。 建物の外観は、いくつかの小屋根群が集まる形として、建物の大きさを分節している。また、それぞれの小屋根は外周に向かって低くなってゆき、道路沿いにおいては1階建てくらいの低さまで高さを抑えている。このように外観の意匠をコントロールすることで、周辺の街並みとの調和を目指している。 板金の風合い、コンクリートの左官仕上げ、表情豊かな木ルーバーの自然さなど、人の手がつくり上げた、人の温もりが感じられるこの新しいホールは、自然環境と対話するように、時間や光の加減などの状況によりその表情を変化させていく。地域の方々が末長く文化を紡いでいくように、建物も周辺の風景と調和していき、地域の方々の文化芸術活動で賑わう鶴岡市の新しい風景となればと思っている。 建築概要 名称:荘銀タクト鶴岡用途:多目的ホール所在地:山形県鶴岡市馬場町11-61敷地面積:13096.84m2建築面積: 5,756.35m2延床面積:7,846.12m2規模構造:地上3階/地下1階 鉄骨造 鉄筋コンクリート造設計監理:妹島・新穂・石川共同体監督員:鶴岡市建設部建築課設計期間:2012年08月~2013年11月施工者:竹中工務店・菅原建設・鈴木工務店特定建設工事共同企業体工期:2014年10月~2017年08月
名称 荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) 写真 概要 ■設計趣旨 地域の文化芸術活動拠点となる多目的ホールである。敷地は、豊かな自然に囲われ、歴史的な文化財や大学、ギャラリーが点在する市の文化エリアの中にある。学生や地域の芸術団体の方々に日常的に親しまれてきた旧文化会館を継承しつつ、その活動の幅をより広げるための機能の拡充などが求められた。 市民の方々が鑑賞者となり演者にもなる“地域のためのホール”として、大ホールを回廊空間で包む鞘堂形式を採用した。回廊は日常的に市民の方々に開放され、裏表なく色々な場所で活動することができ、特別な公演の際には舞台上下のパーティションによってバックヤードをつくることも可能としている。 中央の大ホールは、ホール全体に生音が細かく全体に響き渡るワインヤード型とし、どの客席からも直接舞台に降りてくることができる空間構成としている。さらに、ホールの奥行を可能な限り抑えることで、客席と演者が一体感のあるホールを目指している。 建物の外観は、いくつかの小屋根群が集まる形として、建物の大きさを分節している。また、それぞれの小屋根は外周に向かって低くなってゆき、道路沿いにおいては1階建てくらいの低さまで高さを抑えている。このように外観の意匠をコントロールすることで、周辺の街並みとの調和を目指している。 板金の風合い、コンクリートの左官仕上げ、表情豊かな木ルーバーの自然さなど、人の手がつくり上げた、人の温もりが感じられるこの新しいホールは、自然環境と対話するように、時間や光の加減などの状況によりその表情を変化させていく。地域の方々が末長く文化を紡いでいくように、建物も周辺の風景と調和していき、地域の方々の文化芸術活動で賑わう鶴岡市の新しい風景となればと思っている。 建築概要 名称:荘銀タクト鶴岡用途:多目的ホール所在地:山形県鶴岡市馬場町11-61敷地面積:13096.84m2建築面積: 5,756.35m2延床面積:7,846.12m2規模構造:地上3階/地下1階 鉄骨造 鉄筋コンクリート造設計監理:妹島・新穂・石川共同体監督員:鶴岡市建設部建築課設計期間:2012年08月~2013年11月施工者:竹中工務店・菅原建設・鈴木工務店特定建設工事共同企業体工期:2014年10月~2017年08月