建築物データベース

山形の建築作品一覧

名称 山形市 霞城公園・東大手門
概要

 山形城は、最上氏の祖斯波兼頼が、延文2年(1357)に築城したと伝えられている。兼頼の子孫は、その後最上氏を称して、代々居城した。最上氏11代当主義光の代に関ヶ原合戦の戦功により57万石の大々名となり、実質100万石の城下町として山形は繁栄した。
 現在は、ニの丸塁濠を残すのみであるが、戦後の昭和24年に、霞城公園として一般に開放された。また昭和61年5月に、公園二の丸跡と三の丸跡の一部が、国の史跡に指定されている。ニの丸東大手門は、市制100周年記念事業の一つとして昭和62年に着工し、約6年の歳月を費やし、平成3年3月、史実によって木造建築で復元され、名所の一つとなっている。

名称 米沢市 上杉神社
概要

 上杉謙信公の祀られている上杉神社。明治9年に社殿竣工したが大正8年の大火にて焼失。大正12年に再建されたもので、設計は日本建築学の権威者、文化勲章受賞者でもある伊藤忠太博士。祭礼は4月29日から5月3日まで、毎年行われている。

名称 羽黒町 羽黒山五重塔
概要

 羽黒山の長いスギ並木を下り、神橋を渡るとまもなく左手に南面する石畳の先に国宝五重塔が鎮座します。
 この山間五重塔婆こけら葺の塔は南北朝時代に建立されました。
 山伏達の建築文化、情報収集の早さを伝えるものです。

名称 村山市 五十沢かやぶきの里
概要

 村山市五十沢地区の集落に今も約8割の世帯が、茅(かや)葺きの家屋で生活し建物を維持している。こうした民家や集落、里山を維持してきた住民の生活や生業の継承である。
 明治村や民家園のような形態だけの保存では民家や集落が持っている本当の魅力は失われてしまう。そこで生活し、農地を耕す人がいて初めてその魅力が生きる。

名称 長井市 やませ蔵
概要


 江戸時代から家業として続いていた紬問屋、屋号を<清(やませ)>といい明治時代に建てられた蔵々が『やませ蔵』として美術館に生まれ変わった。
 平成3年度「ふるさとづくり賞」の奨励賞、平成4年度「美しい街並み賞」、平成5年「東北建築賞」作品賞を受賞された。